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企画内容


私塾廾丯巛(きょうかいせん)は、タカハシ ‘タカカーン’ セイジさん、田中功起さん、笹原晃平の3名によるトークを企画・開催いたします。

 

本企画は、《無職・イン・レジデンス》(2014~)や《すごす/センター/家/AIR》(2020〜)などの実践を経て、2022年に障害福祉サービス事業所「すごすセンター(運営:合同会社すごす)」を開業したタカハシさんの活動を概観しながら、各種枠組みに対する制度批判という側面を準えつつも、表現の拡張というポジティブな視座に立った議論(あるいはゆるりとした雑談)を行うものです。

 

そして今回、特別ゲストとして田中功起さんにお越しいただき、タカハシさんが普段の生活の中に(も)感じている正義や倫理、他者と生きていくことや協働することなどを深掘りします。集団や共同体のあり方を探りながら、制作や展示における既存の枠組みにも言及する表現を継続的に実践している田中さんと意見を交換しながら、より広がりのあるテーマへの接続/展開を期待するものとなっております。

 

さらに、地域性、時代性などの客観的な知見も踏まえつつ、それぞれが話し手、聞き手、を担いながら、対話を超えた視座の循環が生まれることを目指します。

概要


廾丯巛 – TALK – 「CAREと交換とフォームについて」

登壇者:タカハシ ‘タカカーン’ セイジ、田中功起、笹原晃平

日時:2024年3月26日(火)13:00~15:00

会場:コミュニティカフェほっこり
京都市南区東九条南岩本町6南岩本市営住宅店舗 101

参加費:無料

参加方法:

①現地見学:要予約
※こちらのフォームよりご予約ください。[ Form ]
※先着10名程度

②リアルタイム配信:予約不要
https://tautoxymo.org/kksにて配信。
※ネットワークの都合等で予告なく配信を中止する場合がございます。
※アーカイブの視聴は有料配信等で予定しております。

企画:廾丯巛(きょうかいせん)

協力:株式会社メイクエンズミート

お問い合わせ:
メール:info@tautoxymo.org
ライン:https://lin.ee/E4GwK5V


プレスリリースはこちら [document]

企画書はこちら[pdf]

タカハシ ‘タカカーン’ セイジ


大学在学中よりバンド活動を継続する中で、オルタナティブ・スペース「FLOAT」(大阪)や、アール・ブリュットや美術分野における音楽表現の出会いから、現在に繋がる活動をスタートさせる。 一貫する興味は、人が関係していることで発露する創意、連鎖的な創作性、個人の表現欲求や尊厳についてであり、それらを自主企画における状況のほか、主に福祉施設内部や各地の民俗芸能を執り行う共同体の中にみる。代表的な活動に《無職・イン・レジデンス》(2014年〜)、《無職・イン・エクスカーション》(2014年〜、YukoNexus6氏とのバンド)、《『芸術と福祉』をレクリエーションから編み直す》(2017年)、《たけしと生活研究会》(2019年、たけし文化センター)、《すごす/センター/家/AIR》(2020年)などがある。そのほか、「古屋の六斎念仏踊り」(2015年〜)への招聘、「二つの部屋、三つのケース」(2019年、京都芸術センター)への出展、「超衆芸術スタンドプレー」(2020年、ロームシアター京都、オル太)への出演を行う。近年は、《すごすセンター》(2022年〜、障害福祉サービス事業所)を運営開始し、《ケアまねぶ》(2022年〜、奥山理子氏・長津結一郎氏・松岡真弥氏とのリサーチコレクティブ)を結成する。

田中 功起


1975年生まれ。アーティスト。映像や執筆などによって「共に生きるとは何か」をテーマに、人々の協働や共同体のあり方を問い直す芸術実践を行う。近年は、育児とケアの視点からアートを捉え直す制作、執筆活動を続けている。 主に参加した展覧会にあいちトリエンナーレ(2019)、ミュンスター彫刻プロジェクト(2017)、ヴェネチア・ビエンナーレ(2017)など。2015年にドイツ銀行によるアーティスト・オブ・ザ・イヤー、2013年に参加したヴェネチア・ビエンナーレでは日本館が特別表彰を受ける。著作、作品集に『リフレクティブ・ノート(選集)』(アートソンジェ、美術出版社、2020年/2021年)、『Precarious Practice』(Hatje Cantz、2015年)、『必然的にばらばらなものが生まれてくる』(武蔵野美術大学出版局、2014年)などがある。

笹原 晃平


アーティスト。1984年東京都出身。2009年東京芸術大学美術学部先端芸術表現科卒業。周辺環境への取材とその場の関係性の構築から出発し、インスタレーション作品を制作する。表現メディアに固執せず様々な方法論で制作を行う一方、一貫して「人間の生活」を探求することにより、美術のみならず人類学や建築学などの総合的な分野への接続を試みている。主な受賞歴等に川俣正賞(2007年)、野村財団芸術文化助成(2012年)、キュレータードラフト(2016年、京都芸術センター)、上町台地現代アート創造支援寄金助成(2022年、アーツサポート関西)、創造的場づくり助成(2022年、おおさか創造千島財団)等。

企画:廾丯巛


廾丯巛(きょうかいせん)は、2021年12月より開始された、アーティスト笹原晃平による現代美術と生活学に関する私塾形式の個人的な教育事業です。主にTALK(ゲストとの対談)、WALK(合同展覧会見学)、CHALK(講義)の3つのプログラムを開催しています。最近は主に週末の14時〜15時頃で不定期実施中。開催情報は公式ラインアカウントからお知らせしています。https://lin.ee/E4GwK5V

会場:コミュニティカフェ ほっこり


誰でも気軽に立ち寄り、ほっこりできる場所。年齢・ 民族・価値観・心身の状態のちがいを普通に出せる場 所。街の人も、街に関わる人も、ふらっと通った人も、 皆がわきあいあいとしているカフェです。

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