アセット 38
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アセット 39
アートボード 10
アートボード 14
アートボード 15
アートボード 13
教育活動
廾丯巛(きょうかいせん)は、2021年12月に開設された私塾です。講師の専門である現代美術と生活学に関するレクチャーを軸としつつ、受講者からのさまざまな質問や相談に回答する形で講義をすすめています。表現領域の考え方を生活に応用したり、また参加者の皆様の生活の中の気づきを表現領域の諸分野に参照しながら、生きていくことを考える場所にしていきます。
また、なかなか1人では行きずらい美術館やギャラリーなどへ、講師とともにツアー形式で訪れ、展示作品、作品を囲む空間、空間を囲む建物、建物を囲む街並などについて感想を交換する試みをおこなっております。さらに、有識者によるトークも開催し、議論の場所づくりを行なっております。開催周期はおおよそ隔週1回程度とし、下記3つのプログラムのいずれかを行います。
[ Talk ] ・・・ 講師とゲストの対談
[ Walk ] ・・・ 展覧会の合同見学会
[ Chalk ] ・・・ 通常講義
いづれのプログラムにおいても、知識や思想といった近代的な知の享受というよりは、行き詰まっている物事の具体的な解決策やヒントを見つけるために、アーティストの表現活動を概観するものです。また、このほかにも、参加者の方からの質問にお答えする/ともに考える時間を設けています。これまでの質問例として、「美術展にいっても何をみたらいいかわからない」「美術作家はどうやって食べているのか?」「写真家になりたいが、どうしたら作品が売れるか?」「編集者になりたいが、なにをしたらいいか?」「デザイナーにつくってもらったものに納得がいかなかったが、どうしたらいいか?」などがあり、レクチャー時間内で回答したり、個別相談という形式をとっています。
講師がこれまでなんとか生きてこられたそのサヴァイバルの方法は、学校教育の内外でいろいろな先人から教わってきたものです。それらは多くの皆様にとってもきっと有益な情報になると思っています。行き場がなかったはずの感情とのつき合い方や、時間やお金のマネジメントの方法や、人との対話のバリエーション、場所の作り方、家族との向き合い方、そのような全ての生活を作品化してきた講師による私塾を、ぜひ一度のぞきにきてみてください。
入会金:0円(2025年3月まで無料)
受講料:0円(2025年3月まで無料)
そのほか:展覧会によっては入場料が発生する場合があります。入場料のみ参加者様にご負担いただきますようお願いしております。ご了承くださいませ。
開催日:不定期(最近は土日いずれかの13時~16時の間の2時間程度が多いです)
参加方法:公式LINEにて開催情報を発信しております。
Q. オンライン講座はありませんか?
A. 残念ながら、zoomやyoutubeなどを用いたオンライン講座は現在のところ予定しておりませんが、2024年中にテストを行う予定です。
Q. どうして無料なのでしょうか?
A. 「教育は無償であるべき」という考え方が根底にあるのは間違いありません。運営の維持費については、あくまで個人的な集いですので講師のポケットマネーで実施しつつ、時期によってはスポンサーや助成金などの取得をしたり、必要に応じてオンラインでの徴収なども検討しております。とりあえず2025年3月までは無料で実施いたします。
Q. これは何かの宗教や政治活動なのでしょうか?
A. 私塾《廾丯巛》の講師は、特定の宗教団体および特定の政治団体ではなく、反社会的組織でもありません。加えて、講義等および前後の会合を通したハラスメント行為にも十分気をつけて運営しております。
Q. 他の参加者には知られたくない相談があるのですが可能でしょうか?その場合に費用が発生したりするのでしょうか?
A. 本当は時間内で共有して相談させてもらうのが、場としても、スケジュール的にも理想ではありますが、個別にご対応させていただいたケースの前例もございますのでご安心ください。
調査研究
2022.4.1 ~ 2023.3.31
調整中
調査研究
2019 ~
2020.1 現地調査(リヤド、ジェッダ)
2019.9 現地視察(アルウラー、リヤド)
調査研究
2015 ~
「ものをつくる」「ものをデザインする」といった作者の意図的な所作から離れた、自然な振る舞い(時として怠惰やミスも鑑みた)で作られる景色を収集する。それは、例えば「ビールの空き缶が、ちょうどよいサイズの塀の穴に入れられている様子」や、おそらくデザインではないであろう「ズラされた石畳」のようなものであり、その「人間のよくわからない手つき」によって構成されたコラージュを写真にとり収集を行なっている。
これまでの調査
Journal 10:ガラリア湖
Journal 09:ハイファ
Journal 08:エルサレム
Journal 07:テルアビブ
Journal 06:岡山
Journal 05:友ヶ島
Journal 04:パリ
Journal 03:釜山
Journal 02:京都
Journal 01:ブラティスラバ
調査研究
2013 ~
2021.3.- [online talk] @SSK
調査研究
2012 ~
調査研究
2012 ~
調査研究
2012.10~
1970年代以降のランドアートおよびアースワークから、現在の環境芸術やサイトスペシフィックワークにいたるまで、アートの世界では数々のフィールドワークや地域研究ベースの作品制作が行われてきた。そして、これらの一連の活動は一貫して、作家の美意識と共同作業の中で浮き上がる作品性と、作家による地域性の再発見を主とした文化性を、主要な担保とすることで作品として成立させてきた。作家の美意識は、作品に大きく反映され、かつ、作品素材は作家 の趣向や触感など個人的なつながりである場合が多い一方で、作家が制作過程を表明する際に触れられる「地域性」というものが、どのようにして作品と地域において固有性や独自性を獲得してきたかについては、今現在に至るまでまったくもって未検証であったのではないだろうか。つまり、作家がその場所でフィールドワークをし、再発見したとする事象を、作品のコンセプトやモチベーションとして昇華する過程については、依然として詳細な検討が必要とされている。そして、その再発見そのものが、最終的に作家の美意識を、どのようにして再形成させているかについては、作品を制作しながら、作家の目線で明らかにする必要があると感じており、今回の「プロジェクト・イン・ヴィシェグラード・オブザーベーション」では、まさにその点を研究することに目的がある。
第5回:2022~ チェコ(オストラヴァ)
第4回:2019~ スロバキア(サヴァトカ)
第3回:2014~ スロバキア(ブラティスラバ)
第2回:2012~ チェコ(オロモウツ)※野村財団芸術助成金受給
第1回:2012~ チェコ(ブルノ)※野村財団芸術助成金受給
出版物
著者:笹原晃平 | 出版社:メイクエンズミート | 初版:2021 / 12 / 1 | 言語:日本語・英語 | 単行本:216ページ | ISBN-10:4909104054 | ISBN-13:978-4909104052 | 寸法 : 21 x 13 x 1.5 cm | 定価:3,300円(税込) |
助成
ダイアゴナルワークスが、アーツサポート関西の助成プログラム「上町台地現代アート創造支援寄金」に採択されました。2022年4月から2023年3月までご支援いただくことになりました。
私塾 廾丯巛(きょうかいせん)が、おおさか創造千島財団の助成プログラム「創造的場作り助成」の【1-A 大阪府内の創造拠点助成】に採択されました。2022年4月から2023年3月までご支援いただくことになりました。